2018年11月04日(日) 玄忠寺の稲荷大明神(伊勢市二俣) (車、徒歩)
伊勢古文書同好会の勉強会に参加する前に第50回全日本大学駅伝対校選手権大会を観戦するために伊勢図書館には早めに到着した。借りていた本を返すと図書館を後にして度会橋方向へ・・・。
ところが少し早過ぎたので、時間調整のためにお稲荷さんを訪れることにした。
今回は「天神丘を越えて玄忠寺!」
伊勢図書館を後にして天神丘の方へ歩いていると左側にこんな鳥居を見つけてしまったので少し寄り道。今鳥居の正体はなんだろう?
お稲荷さんでは無い鳥居を後にすると天神丘への急な坂道を駆け上がった。
坂を上り切ると右方向へ進み、続いては玄忠寺方向への坂を一気に下った。左手にはすでに赤い社殿が望める。
坂道を下ってから折り返すとこちらの参道を進む。
「浄土宗 大巖山 玄忠寺」の寺号標を確認してから
本堂の手前にある稲荷大明神に
お参りした。
お参りを終えてから見上げると
頭上には「稲荷大明神」と陽刻された扁額が掲げられていた。
この扁額から社号を知ることはできない。玄忠寺の説明板にて探したはこちらのお稲荷さんの社号を知ることはできなかった。
なお、説明板を確認したのでこちらも紹介しておこう。弘法大師像と
大正期に設けられた弘法大師八十八ヶ所霊場。
なお、明応十年(1501)の銘が在る三重県下最古とされる六字名号板碑については、過去の記事にて紹介した。
【参考】
- 偶然に見つけた玄忠寺(伊勢市二俣) 2015年01月12日
ところが、先日紹介した中村墓地の「左衛門太郎六字名号碑」の在銘は文明17年(1485)で、(平成26年3月時点)現在三重県内で確認されている最古の名号碑であるとされている。
【参考】
- 中村墓地で見つけた菩提山神宮寺の曼荼羅石と左衛門太郎六字名号碑(伊勢市中村町) 2018年10月27日
古さ鑑定はどうなっているのだろう? お稲荷さん参りから変な方向へ・・・