2018年11月10日(土) 独り占めの伊雜宮(皇大神宮 別宮)、佐美長神社(伊雜宮 所管社)ほか (車、徒歩)
午前中に志摩市歴史民俗資料館を訪れるため志摩市磯部町を訪れた。開館時刻は9時半なので少し早めに到着し伊雜宮ほかにお参りした。
まずは皇大神宮 別宮の別宮である伊雜宮を訪れたところ
参拝者は私ひとりのみ。清掃されている男性と挨拶を交わすとお参りの後、
独り占め状態の伊雜宮を楽しんだ。
こちらは古殿地の前にある佐美長神社遙拝所。佐美長神社にはこの後で訪れる予定だったため遙拝はせずに・・・
その後、参道を戻ってからも
御池周辺やこんなところも。
なぜが石碑のように立てられたこんな石にも惹かれた。
宿衛屋の前に腰を据える巾着楠にも挨拶を終えると伊雜宮を後にした。
続いては伊雜宮に隣接する神宮御料田へ移動すると
昨年に拝観した御田植祭(磯部の御神田[おみた])を思い出しながら佇んでいた。
【参考】
- 伊雜宮 御田植祭(磯部の御神田[おみた]) 2017 2017年06月24日
神宮御料田を後にすると車で伊雜宮の所管社である佐美長神社まで移動した。
鳥居をくぐると暗闇に吸い込まれるように石階を進む。
暗闇を抜ける再び天空が開け、明るい光に包まれる。
佐美長神社に続いて
佐美長御前神社四社にお参り。
佐美長神社の古殿地には石が置かれている。
正宮や別宮の古殿地には覆屋が建てられているが、摂社、末社、所管社の古殿地はお白石が敷かれているのみである。しかし、古殿地に大きめの石が置かれている神社は二社あった。それが佐美長神社と河原神社(豊受大神宮 摂社)だった。これが過去形となっているのは河原神社(豊受大神宮 摂社)の古殿地に置かれていた石は大修繕の際に敷地外へ移動された後、元へ戻されていない。そのため、現在でも古殿地にお白石以外の石が置かれているのは佐美長神社だけだろう。感慨深くその石を眺めていた。
【参考】
- 古殿地の石は?、佐美長神社(伊雜宮 所管社) 2016年06月25日
-
あの石は戻ってこないの?、河原神社(豊受大神宮 摂社) 2018年08月18日
振り返るとこの子に見つめられているように感じた。
急いで佐美長神社を後にした。