2018年12月30日(日) 年越しの茅の輪が準備されていた今社(伊勢市宮町) (車、徒歩)
今社(伊勢市宮町)に年越しの茅の輪が設置されたと聞いたので、大晦日を前に訪れた。
茅の輪は蕃塀に近接するように設置されているので、蕃塀の下の隙間からパチリ。
茅の輪の前には次の説明板が立っている。
茅の輪神事
茅の輪神事は茅の輪をくぐり越えて罪穢を除き新しいの清淨ならんことを祈請するもので茅の輪をくぐる前に左記の歌を唱え一礼して茅の輪をくぐり一回目は左へ廻り二回目は右に廻り三回目は左廻りと三回行う
一、大晦日師走の祓いする人は千年の命延ぶというなり
二、思うことつきねとて麻の葉を切りに切りても祓いつるかな
三、宮川の清き流れに禊せば祷ることも叶わぬはなし
右の歌を唱える替りに「蘇民将来」と三回唱え茅の輪をくぐっても同じです
私は短縮形の「蘇民将来」と唱えながら茅の輪をくぐった。
お参り終えてから祭典看板を確認するとそこには「歳晩祭」、「歳旦祭」の文字が。ここでは「大祓」ではなく「歳晩祭」と呼ばれているようだ。
どんど火を焚く場所は忌竹にしめ縄が張られていた。
茅の輪を再度確認してから今社を後にした。
今社の境内の周囲では新しいしめ飾りが販売されていた。