2019年04月18日(木) 御親謁当日祭(外宮) (車、徒歩)
本日は天皇皇后両陛下は伊勢神宮(外宮および内宮)において天皇陛下の退位を報告する親謁の儀に臨まれた。その儀式に先立ち「御親謁当日祭」なる臨時祭が斎行されたので、外宮にて参進のみを拝観した。
【参考】
- 「御親謁当日祭 四月十八日午前七時」の祭典看板(外宮) 2019年04月13日
朝6時半頃に外宮を訪れたところ、北御門口には
火除橋の隣に本日の一時参拝停止のお知らせが立ち、
手水舎との間には臨時授与所が準備されていた。
場所を表参道口へ移すとそこには多数の人が列を成していた。午前中、外宮にて親謁の儀に望まれる天皇皇后両陛下をお迎えするために待機している人たちだった。すでにこの時間から・・・。
私はその列の間をすり抜けると祭典看板を確認してから火除橋を渡った。
濡れた火除橋が昨日の雨を物語っていた。しかし御親閲の朝は心地よく晴れ渡っていた。天皇皇后両陛下が車で渡られる光景を頭に思い描きながら火除橋を渡ると
手水舎にて十分に心身を清め、表参道を進んだ。
昨日の雨のおかげだろう。本日の外宮は幻想的な雰囲気に包まれていた。
午前7時に迫る頃、報鼓が打ち鳴らされた。
参進の先頭は祭主である黒田清子さん。ご存知の通り天皇皇后両陛下の長女である。また、ニュース記事によると黒田清子さんは本日、4月18日が誕生日とのこと。
参進の列は神楽殿神札授与所の前を右へ折れると修祓のため、忌火屋殿の前庭へ向かった。
忌火屋殿の前庭では
10分ほどで修祓を終えると
表参道へ戻った。
参進の列は、眩しいほどの平成の光に背中を押され、御正宮へと軽快な歩みを進めた。
参進の列を見送った後、知人と挨拶を交わすと出勤のために外宮を後にした。