2019年07月06日(土) 今今年の11月で架け替え10年が経過する宇治橋(五十鈴川) (車、徒歩)
内宮の宮域に鎮座する大山祗神社・子安神社(ともに皇大神宮 所管社)にお参りするため、宇治橋で五十鈴川を渡った。
西詰の鳥居をくぐり
宇治橋へ進むとその表面は雨に濡れ、
木目や節が浮き出るほどになっていた。
第62回神宮式年遷宮では御正宮の遷宮に先んじて、平成21年(2009)11月3日に宇治橋の渡始式が執り行われた。私がお伊勢さん125社まいりを始めようと神宮に興味をいだいたのが2010年1月2日だったから宇治橋の架け替えについては何も知らなかった。ただ、遷宮を終えた御正宮の棟持柱が再利用される宇治橋 両詰の鳥居の建て替えは目の当たりにした。
【参考】
- 宇治橋鳥居竣工に向けた西詰に立つ鳥居の建て替え作業 2014年09月30日
- 建て替えられ、明日の竣工式を待つ内宮 宇治橋の鳥居 2014年10月02日
- 建て替えられた宇治橋の鳥居、私のくぐり初め 2014年10月04日
また、宇治橋 両詰にて建て替えらると西詰に建っていた鳥居は桑名 七里の渡し跡へ、東詰の鳥居は関の追分にて第三の人生を送っている。
【参考】
- 伊勢神宮の奉曳車での お木曳(桑名七里の渡し場 伊勢国一の鳥居建て替え) 2015年05月31日
- 東海道関宿 東追分一の鳥居竣工式、くぐり初め式 2015年06月06日
こんなことを思い返しながら鳥居をくぐり、宇治橋を眺めた。しかし、私には宇治橋の架け替えの記憶はないのだった。
11月になれば宇治橋が架け替えられてから10年が経過し、次回の遷宮までの20年の半分を経過する。後10年が経過するとこの表情はどのように変化するのだろう。
20年間で数cm削られるそうだから、飛び出した節を削るなどの保守は定期的に実施されるのだろうか。
次回の宇治橋の架け替えまでは続けていたいものだ。
そんなことを考えながら宇治橋を後にすると、宇治神社へ向かった。その後、
続いては宇治橋西詰前にあるロータリーの向こう側から宇治橋を見守る饗土橋姫神社にお参りした。
こちらでは宇治橋の鎮守神をお祭りしているため、宇治橋の渡始式に先んじで殿舎を新たにする。そのため饗土橋姫神社の御遷座についても私は知ることがなかった。(次回こそは・・・)
饗土橋姫神社の近くの津長神社(皇大神宮 摂社)および大水神社(皇大神宮 摂社)にもお参り。こちらの御遷座については記録がある。
【参考】
- 【キタヰの妻】とともに津長神社・大水神社(皇大神宮 摂社) 2016年09月25日