2019年11月04日(月) 伊勢神宮カケチカラ会による大嘗祭のための懸税(かけちから)づくり(多気郡明和町中村) (車、徒歩)
本日はある理由で下御糸から上御糸を巡ることになった。その理由と巡りの詳細については別の記事で紹介することとし、ここではタイトルの内容について・・・
畠田神社の旧跡を巡るために、まずは畠田神社(多気郡明和町中村)にお参りしようと西方向から社叢を目指して歩いていた。左側に立つ「瑞龍山陽珠院」の看板を過ぎると右手には多くの人が何かの作業中だった。
それは稲わらを束ねているような・・・。それで「ピン」と来たのは、畠田神社の社務所は伊勢神宮カケチカラ会の事務所になっていることだった。
【参考】
- 畠田神社(多気郡明和町中村) 2018年08月25日
「伊勢神宮カケチカラ会」だとすると間近に迫る大嘗祭の準備だろう・・・。
作業中の方に尋ねるとやはり「カケチカラ会」だった。束ねられていたのは稲わらではなく、懸税(かけちから)、しかも大嘗祭に奉献するためのものだ。完成した懸税には「風宮」「多賀宮」・・・などの木札が取り付けられていた。
写真撮影はできないので、この時に頂いた「カケチカラ会の栞」で本会の活動内容を紹介しておこう。年末年始に内宮で甘酒をふるまっているのも「伊勢神宮カケチカラ会」だ。
畠田神社にてお参りを終えてから社務所へ向かうとその前には「伊勢神宮カケチカラ会事務所」の看板。
さらに、社務所前には「大嘗祭」のポスターが貼られていた。
大嘗祭の楽しみがまたひとつ増えた。