【紹介】 随筆: 油屋おこんと浮世絵(歌舞伎 伊勢音頭恋寝刃) 飯田良樹
以前に紹介した飯田良樹さんの著作はこちらだった。
【参考】
- 飯田良樹の私的研究 赤福「伊勢だより」 その2 2018年11月15日
飯田さんの本業は医師だが、JAZZや郷土史研究、旅籠に関連した浮世絵や古文書などの収集など趣味の範囲は広く、奥が深い。
先にも紹介した赤福「伊勢だより」は誰でもが目にするものだがこれを収集して分析することは並大抵のことではない。このように地道にも活動もされている。
今回、新たに随筆をまとめ、三重県医師会の会報[三重医報 第708号(令和元年11月1日発行)]に掲載されたとのこと。 投稿原稿(PDF版)の公開許可をただいたので紹介しよう。
こちらの随筆では、油屋おこんにまつわる刃傷事件がいかに「歌舞伎 伊勢音頭恋寝刃(いせおんどこいのねたば)」として仕立てられたのか、いかに浮世絵として広まったのかについて説明され、さらには浮世絵に摺られた間違いとその原因についても言及されている。
その冒頭では、犯人の孫福斎が刃傷事件を起こす引き金となった状況に共感を得たご自身のほろ苦い経験までも紹介し、読者を引込む。しかも、ここで使用されている浮世絵等の史料はすべてが飯田さんの所蔵品である。それらが手元にあったからこそ、これだけの検証を踏まえた随筆が書けるのだろう。
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