2019年12月21日(土) お白石が姿を消し八尋殿の屋根から萱が取り外されている神麻続機殿神社(皇大神宮 所管社) (車、徒歩)
午後からは今週も神麻続機殿神社(皇大神宮 所管社)を訪れた。
鳥居をくぐり参道を進むと
驚いた。先週はこの場所に置かれていたお白石が姿を消していた。(八尋殿の敷地へは戻されていないので、別の場所で保管されているのだろう)
2019年12月15日時点
斎庭へ進むと八尋殿に設置された簀屋根は先週と同様に見えたが周辺ではさまざまな変化があった。
まずは神麻続機殿神社にお参り。御門の前に供えられていた土まみれ、緑青まみれの賽銭が回収されていた。
お参りを終えてから八尋殿に注目するとその前には消火器が設置されていた。これで本格的に修繕作業が開始されたことがわかった。
また、簀屋根へと続くスロープの先に設置された出入口の扉は白色のシート張りから板張りへと変化していた。
2019年12月15日時点
また、簀屋根の後方を眺めると
そこには萱が残されていた。これは屋根から取り外された古い萱だろう。
その行き先は、なぜに開かれたのか不思議だった場所(八尋殿の東側)だった。
古い萱が自然に返る場所として準備されたようだ。
古い萱の取り外しが終われば、新しい萱への葺き替え作業が開始されるのだろう。それは想像するしか無い。
こんな所にも変化を感じながら4年前に御造替を終えた神麻続機殿神社を後にした。
【参考】
- 二日前に遷御を終えた神麻続機殿神社、同社末社八所(皇大神宮所管社) 2015年12月12日
【神麻続機殿神社、八尋殿の修繕】
- 八尋殿は修繕か、造替か?、神麻続機殿神社(皇大神宮 所管社) 2019年11月16日
- 八尋殿の修繕、神麻続機殿神社(皇大神宮 所管社) 2019年12月01日
- 柱の根元にある銅板根巻きが取り替えられた八尋殿、神麻続機殿神社(皇大神宮 所管社) 2019年12月08日
- 簀屋根が掛けられていた八尋殿、神麻続機殿神社(皇大神宮 所管社) 2019年12月15日