2020年02月12日(水) 偶然にも拝見できた獅子頭とどんど火、坂社(伊勢市八日市場町) (車、徒歩)
本日は2月11日を挟んだ2日間のアニバーサリー休暇の後半であり、有給休暇だった。
昨日の御頭神事で撮影した写真のDVDを今社へ届ける途中、伊勢図書館前の坂社に寄り道した。
坂社でも昨日に御頭神事が斎行されていたはずだ。
御頭神事の祭典看板はまだこちらに残されていた。昨日は強風が吹いていたから片付けを本日へ先送ったのだろうか? そんなことを考えながら鳥居をくぐり
境内へ進むと社務所前ではどんど火が焚かれていた。
その近くで番をしていた男性に尋ねると
昨日は強風でどんど火を焚かなかったので、今日に・・・
とのことだった。
さらに、伊勢市史民俗編に記されている宵宮について尋ねると
宵宮(2月10日)の夜、獅子頭は社務所でまつられている。
昨日(御頭神事)は遅くまでかかったので、片付けは今日にし今も飾られている。よかったらどうぞ・・・
と社務所へと招きいれてくれた。
白布は外されていたものの、御頭は伊勢市史で見た写真の通りに並べられていた。写真撮影について確認すると「自由にどうぞ」とのこと。遠慮なく撮影させていただいた。
向かって左側から坂社の御頭、坂社の古獅子、藤社の御頭が並べられている。
これは伊勢市史の記述によるが、坂社と藤社、それぞれの御頭の区別は次の記事で確認できる。(市史の記述通りだ)
【参考】
- 御頭神事(坂社)2018 2018年02月11日
さらに、中央の古獅子については
今回いただいた坂社だより 2019-3 の裏面で紹介されていた。
この「坂社たより」には御頭神事の宵宮祭についても紹介されていた。また、御頭巡舞の場所と予定時刻が記されているので、今後の参考になるだろう。
また、裏面の「古獅子」紹介では興味深い記述を見つけた。それは、故 服部勝行さんの著書である「三重県の獅子舞」が唯一、参考文献として取り上げられていたことだ。
【四日市 服部】さんの偉大さをここにも見た。
【参考】
- 【四日市 服部】さんの逝去を悼み、「三重県の獅子舞」の上梓を祝う 2019年06月06日