2020年05月17日(日) JR参宮線 内宮踏切の先を流れる用水路の水源まで (徒歩)
(知らぬ間に修繕されていた)加努弥神社(皇大神宮 末社)までの散策の途中、
JR参宮線 内宮踏切を渡ってしばらく進むと
右方向に用水路を見つけた。水量が多く流れが速い。「五十鈴川とは反対方向から流れているが、この豊富な流れの水源はどこだろう?」 こんな素朴な疑問が私の好奇心を掻き立て、私は「用水路の脇に道はない。もう少し先まで道路を歩いてから右へ折れよう」と頭の中で考えていた。
この電柱を過ぎた辺りで
別の用水路が道路に交差して来た。先程に見かけた用水路と分岐していそうだ。
さらにこの用水路の左方向にガードレールが見える。「あそこに道はある。」
来た道を離れると用水路に沿って突き当りを目指した。そして突き当たったのがこちら。予想通りここで分水されていた。次の写真の左方向がJR参宮線 内宮踏切付近で見つけた用水路へと続いている。
その用水路の水源を探すために上流方向へ進んだ。
こちらが先程に遠望したガードレール。
道なりに進むと
よく踏まれた土道は左の橋を渡っている。前方は草が伸び放題? ここでは用水路を離れ、先で合流することにした。
用水路を離れてのパチリ。
右方向に農道が続いているので用水路方向へ進むと
用水路に架けられた橋の上にて、下流方向がこちら。
上流方向がこちら。ここから先も・・・
一度、農道を引き返すとこちらからアスファルト舗装された農道へ折り返すように入った。
途中で左へ折れると用水路に架けられた橋があり
その手前にはこんなモノが置かれていた。水路の流れを止めるための仕切り板のようだ。
(右方向)下流方向へ進むと
先程の用水路がここで直角に折れていることを確認した。
来た道を戻ると用水路の上流方向へ。
途中にはこんなポンプが置かれている。その先には汲み上げた用水を田んぼへ送る青いホースが続いていた。
用水路へ戻るとこちら橋をくぐると
その流れは
加努弥神社の近くから流れてきている。
こちらで、本来の目的地である加努弥神社にお参り。
加努弥神社でお参りを終えると再び水源探しの旅へ。
この辺りの水路は
この風景を見るために何度も訪れている。しかし、内宮踏切付近までの流れを意識して水源を辿ることは無かった。
ここから用水路は暗渠となっていた。
残された親柱のあるY字路を左方向へ進むと
グレーチングの下に速い流れを確認できた。
さらに別のグレーチングを過ぎると
この場所で暗渠が終わっていた。
しかし、ここで直角に折れると
民家の間へ続いていた。(ここから先は歩いて行けないため)
先ほどの道路へ戻ると民家へと続く道を右へ進んだ。その道の途中にはこの電柱が。
民家の敷地の前で右を見ればこちら下流側。
左を見れば上流側。
さらに、来た道を戻ると流れを追った。
結局は見慣れた水路にたどり着く。
いつも気になる石碑の前を流れている。
さらに遡ると
脇から多数の水が集まっている。
こんな雰囲気のところも。
ここでは道路の下から勢い良く水が流れ出ていた。つまり、
用水路は道路の下を通って反対側から流れていた。
左手にこんな光景を眺めながら進むと
鹿海揚水機場の前にたどり着いた。
ここで揚水機場と用水路に分水されるが
その水はこの穴から流れ出ていた。さらに先を辿ると
こちらにある
穴へと水は吸い込まれていた。
その水が取られているのはこちら
鹿海樋門だった。
これで「JR参宮線 内宮踏切の先を流れる用水路の水源」は鹿海樋門であることがわかった。
この左側に階段があったので、川辺へ下ると
この先にある
取水口を確認した。ここが水源だ。
ここで満足してしまっただが、帰宅後にGoogle Mapで確認するとこの流れは五十鈴川では無いかも? 本当の水源を確認せずに終えてしまったことにブログを書いている時に気づいている私だった。
また、ネットで検索すると次の資料が見つかった。
【参考】
この資料によると下流側は通町および一色町へと及ぶようである。
結局、上も下も中途半端な状態での追いかけで終わってしまった。
ただ、本来の目的地であった加努弥神社を訪れることができたのはなによりもの救いであった。修繕されていたことも分かったし・・・。