2020年05月24日(日) 立梅用水の幹線の終端は津田[土地改良区の]用水へ(多気郡多気町丹生) (車、徒歩)
前回の課題を解決するために多気町丹生を訪れた。
【参考】 前回の課題はこちら
- 立梅用水、岩谷池より先の終端は??? 2020年02月23日
前回はまだ通水が開始される前だったので、用水の流れる方向を特定するのが難しかった。
4月25日に通水が開始された。また5月14日には新型コロナウィルスの感染拡大を防止するために出されていた緊急事態宣言が解除された。
用水の終端を知るには水の流れを追うに限る。
ふれあいの館に車を駐めるとすでに通い慣れてしまったルートを進み縁通寺橋に到着した。(前回は、こちらで下流方向へ進み時間をロスしてしまったので、今回は右方向へ)
八王子橋にたどり着く前に出会った男性から次のことを教えていただいた。
今はわからないがかつては上樋、中樋、下樋に分かれ、それぞれは池を経由してつながっていた。上樋は岩田池までの流れであると思われる。なお、最終的には櫛田川へ合流していた。
まずは、八王子橋から岩谷池を目指した。
この付近で、「ゴォーーー」と水が落ちる音が聞こえた。岩谷池から下の田んぼへと分水されているようだった。
坂を進むとこの場所にたどり着く。下の水路は岩谷池から続き田んぼへと落ちる。上の水路は岩谷池へ落ちなかった用水はさらに下流方向へと配られる。
立梅用水が岩谷池を落ちるところを確認しなければと堰堤を進む。
上流方向からの用水は
この場所で岩谷池へ落とされた。
堰堤の上から丹生の町をパチリ。
ここからの下流側については農繁期であるこの時期に農道への参入を避けるため、アスファルト舗装路を使って前回に見つけたポイントへ移動した。
そして、たどり着いたのがこちらの[5-1-30]。この桝への流れは直進ぜずに左へ折れていた。
とにかく、念のために直進方向「5-1-31」を探ると
そこで水の流れを見つけることはできなかった、
[5-1-30]まで戻ると
この後はここからの流れに寄り添って歩いた。
下りの坂道に沿って水路は続く。
その流れは、道路の下をくぐった後、そのまま八王子川へ向かうのかと思っていたが
こちらで直角に折れると
道路の反対側で水しぶきを上げる。
そして、流れの方向が折り返す。
折り返した流れは県道421号の方向へと進み
県道の下を通過する。
ここからしばらく道路に沿うと
[丹生幹 62 左27]の先で
行く手を遮られる。ここで右へ折れて道路をくぐると
こちらへ。この交差点では左へも流れているが中央(直進方向)では下の水路へと落ちている。
ここでは直進方向を優先とし下の水路を追いかけることにした。水路に沿って歩くことはできないが、
電柱番号板[丹生幹 62 左27]付近の立梅用水(多気町丹生)
その先は丹生地区クリーンセンターの脇へと続いている。
あぜ道を歩くことはできないので、別ルートでこちらへ。
フェンス越しに眺めるとここには立派な水路が流れていた。
櫛田川の方へと続く小道があったのでそちらへ進むと
先程の水路の流れを追ってみた。
こちらが道路脇で水路に落ちた立梅用水の流れ。櫛田川から取水された立梅用水は櫛田川に直接落ちると思っていたが、どうやらそうでも無いようだ。
この後で、こちらの用水を探ってみたところ、この用水は津田[土地改良区の]用水であり立梅用水はこちらに落ちていることが分かった。