2020年08月15日(土) 猛暑の中でもハイペースで進められる採鹹作業、御塩浜(伊勢市二見町西) (車、徒歩)
今年の採鹹作業には「量を確保する」ことも重要であるからだろう。こんな猛暑の中でもハイペースで採鹹作業が進められている。
午後1時頃に御塩浜を訪れたところ、すでに浜をよせる(天日で乾燥された砂をいしと呼ばれる担架のようなもっこで沼井へ運ぶ)、潮をおそう(塩が付着した砂が運ばれた沼井に海水をそそぐ)作業は終わっていたのだろう。
沼井の下穴に溜まった鹹水(塩分濃度を高めた塩水)を
すくい上げると
沼井へ返していた。
(さらに塩分濃度を高めるのだろう)
他の沼井でも同様の作業が繰り返され、数回繰り返すと浜での作業は一旦終了。
奉仕の方々は木陰のテントへ・・・。黒木鳥居の脇に並べられた樽を数えると
5 X 7 = 35樽だった。
すべての樽に鹹水が詰まっているのかは不明だが、前回に確認した8月11日の時点で17樽だったから、12日〜14日の3日間で 35 – 17 = 18樽が増えたことになる。4樽が本日分だとしても14樽は増えている。ハイペースで進められていることに間違いない。
猛暑、いや酷暑のなかでさらには砂浜での連日作業。奉仕者の皆さんには頭が下がる。
【参考】 神宮の御塩づくりの流れ はこの記事にリンクあり
- 御塩焼固(御塩殿)2017年03月 2017年03月04日
【参考】 今年の御塩浜での採鹹作業について
- 御塩浜での採鹹作業はいつから始まる?(伊勢市二見町西) 2020年07月21日
- 五十鈴川の塩水で満たされていた御塩浜(伊勢市二見町西) 2020年07月22日
- 採鹹作業が開始された?、御塩浜(伊勢市二見町西) 2020年08月02日
- 御塩浜での採鹹作業(伊勢市二見町西) 2020年08月05日
- しばらく続く? 御塩浜での採鹹作業(伊勢市二見町西) 2020年08月12日