2021年11月23日(祝・火) 新嘗祭 奉幣の儀(外宮)2021 (車、徒歩)
外宮を訪れるのは何ヶ月ぶりだろうか? いや、年単位かもしれない。
記録をたどると昨年の12月ぶりだった。やはり、一年ぶりだった。
【参考】 年末年始の準備が進む、外宮と月夜見宮 2020年12月11日
10月の神嘗祭 奉幣の儀は正午の斎行だったので、参拝者の多さを懸念して訪れることができなかった。
新嘗祭 奉幣の儀は、朝の7時に斎行される。(祭典が7時開始なので、参進は10分ほど前に開始される。今回は、6時55分頃には参進を終え奉仕者は正宮へ到着していた。)
新型コロナもかなり落ち着き、この時間なら参拝者も少ないと踏んで外宮を訪れた。
火除橋を渡り手水を受けてから、表参道を進むと第一鳥居の先。
斎館の御門前で規制がかかり、御鑰辛櫃が運び出された。
正宮にお参りしてから古殿地前で待機していると報鼓が鳴らされた。
報鼓の合図で、参進の列は斎館を出るとまずは第二鳥居で停止する。
ここで、幣帛が納められた辛櫃と
勅使らが修祓を受ける。
修祓を終えると参進は再開される。
参拝者は少ないが、こんな状態になる。
本日は奉幣の儀であるので
主役は幣帛である。幣帛が納められた辛櫃の後には、天皇陛下に差遣された勅使。
さらには、大宮司、少宮司、禰宜、その他の神職が続く。
祭主である黒田清子さんの姿はなかった。(新型コロナのためだろうか? 神嘗祭でも不在だったそうだ。)
参進の列が正宮の板垣へ参入するのを見届けるとこちらを後にした。
帰りには表参道ではなく、北御門参道を進むと忌火屋殿付近にて
朝の4時頃に斎行された大御饌の儀の名残を見つけた。(これは松明[しょうみょう]が焼けた炭片)
北御門参道の鳥居をくぐると
紅葉している北御門口にて外宮を後にした。