2018年06月10日(日) 波切ぶらぶらと大慈寺のあじさい祭(志摩市大王町波切) (車、徒歩)
久しぶりに訪れた波切(志摩市大王町)。私にとって波切は遠くて近いような存在である。
私が写真を印刷するようになり、写真好学研究所(写好研)で写真について研究するようになったのは写好研の所長である松原豊さんが講師を担当した写真講座に参加したからである。さらに、この講座でモノクロ写真の面白さを知り、SNSに「モノクロームな日々」を投稿するようになった。
【参考】
- 「波切 写真講座」講師:写真家 松原豊さん(志摩市歴史民俗資料館 主催) 2015年12月06日
今回は、「波切 写真講座」を思いだしながら波切の各所をぶらぶらと巡り、最後にあじさい祭が開催されている大慈寺を訪れた。
海女の力は強し。
波切神社へ向かおうとしたところ
こんな所に立派な石造物を見つけてしまったので、パチリ。
停泊する漁船を眺めながら漁港側の参道へ向かうと、こちらは立入禁止となっていた。落石で危険なようだ。
仕方なく、仙遊寺の前から灯台方向へ進むと
堤防に出た。堤防を左方向へ進むとこちらにも波切神社の参道がある。
鳥居をくぐり、階段を進むと登りつめた地点で左へ折れる。参拝を終えてから特徴的な石造(遺)物をパチリ。常夜燈。
こちらも常夜燈になるのだろうか? 中心のものは???
かなり風化している・・・。
波切神社の石階を下ると鳥居したから大王埼灯台を眺めた。
ここからも引き続き、波切のぶらぶら。灯台へ近づくと
急な石階の先でパチリ。鮮やかなあじさいが目に染みる。
灯台へ近づくと改修工事のため登ることができなかった。(曇だからまあいいか。)
いつもながら人気の少ない通路を通り抜けると
絵かきになった気分で灯台を眺めた。
絵かきに別れを告げるとこの先に見える場所を歩き回った。
いたる所に階段、階段。
写真講座を思い出しながらパチリ、パチリ。
あの時と何か変化があるのだろうか。自問自答しながらの・・・。
そろそろ時間となったので、大慈寺への路地を下った。
振り返ってのパチリ。
一度、大慈寺を通り過ごすとこんな場所を見つけた。案内板には「大慈寺あじさい園」と記されていた。
その入口付近にて、
さらには、大慈寺の向かいにある斜面に咲き誇るあじさい群をもパチリ。
大慈寺の前まで戻るとあじさいと大慈寺を。
子犬が顔を覗かせる様な表情が可愛い。
こちらの入口には「大慈寺 あじさいまつり 大王崎」の横断幕が掲げられ
掲示板には次のポスターが貼られていた。
境内へ入ると様々なあじさいが各所で咲き誇っていた。
あじさいとともに第一の目的であったシャンティーさんのイラストレーション展を楽しんだ後、大慈寺を後にした。先に紹介した写真講座に会場となった建物の脇へ入ると
高台を目指した。
そのこころは、別の角度から大慈寺前の斜面に咲くあじさいを眺めるためだった。場所を選べば全貌を見ることができる。これが波切の面白いところでもある。
「軽四しか通れないよ!」の注意看板を横目にみながら、徒歩の私は狭い道を先へ・・・
すると再び、微妙に異なる角度からのパチリ。
高台から下るとやはりあの斜面が気になり再び大慈寺へ戻った。
ところがあじさいだけでなくこんな所に惹きつけられてしまった。土塀の瓦には丸(○)の中に大の印が刻されている。これは大王崎を示すのか、大慈寺を示すのか、それとも別の意味、瓦師を示すのか。
そろそろタイムリミットが近づいて来たので
この辺りで大慈寺、波切を後にした。
波切は、仙遊寺の近くへ停車して徒歩で
灯台へ向かうのがよい気がします!!
狭い坂道階段を上ると、絵描きさんが
ひょっこりと表れる気がします。
上りきったところにある、みやげ物店
のレトロな海女さんの看板も
風情があっていいですね!!
たかっちさん、こんばんは
私は少し離れた場所に車を駐めて波切神社、大王埼灯台、さらには各所の高台を巡るのが好きです。登ったり下ったりを繰り返すと住民の忍耐強さやこの地の懐の深さを感じるようで何度も坂を登ってしまいます。