新しい20年が始まった田上大水神社・田上大水御前神社(豊受大神宮 摂社)

2021年03月20日(祝・土) 新しい20年が始まった田上大水神社・田上大水御前神社(豊受大神宮 摂社) (車、徒歩)

3月11日に修繕による仮殿からの御還座を終えた田上大水神社・田上大水御前神社。

先週に訪れた際には仮殿が残されていたので今週に再訪した。

田上大水神社・田上大水御前神社(豊受大神宮 摂社)

田上大水神社・田上大水御前神社(豊受大神宮 摂社)

 

すでに仮殿は姿を消し

田上大水神社・田上大水御前神社(豊受大神宮 摂社)

田上大水神社・田上大水御前神社(豊受大神宮 摂社)

 

田上大水神社および田上大水御前神社の新たな20年が始まっていた。

田上大水神社・田上大水御前神社(豊受大神宮 摂社)

田上大水神社・田上大水御前神社(豊受大神宮 摂社)

 

【田上大水神社・田上大水御前神社の御遷座まで】

 

Comments

  1. すみません。超基本的なことだと思うのですが、「造替」と「修繕」の違いは何なのですか?見ただけではよくわからないのです。
    八尋殿のような工事なら「修繕」とわかるのですが、この田上大水神社や伊我理神社などは建て替えられたように見えるんです。
    やはり工事の過程を見なくては判断できないのでしょうか?

    1. k.tanaka(龍水)さん
      ご質問ありがとうございます。ご無沙汰しています。

      造替および修繕は文字通り造替では新たに建て替えられ修繕では現行の殿舎の一部が修繕されます。
      伊勢神宮では正宮および別宮まではすべてが造替で、摂社・末社、所管社については20年で修繕、次の20年で造替となります。つまり40年毎の造替です。このあたりはご存知ですよね。

      それでは質問の本質である修繕についてです。
      修繕でも玉垣は建て替えられますが、正殿は一部のみが手当されます。
      屋根が葺き替えられ、柱の根元が新しい材で接がれ銅板が巻かれます。
      正殿は屋根より下の部分が玉垣で隠れていますので修繕でもすべてが新しくなったと見間違えそうですね。

      修繕後に正殿の妻部分を確認すれば棟持柱など交換されていない御用材を確認できます。
      次回、お参りされた際、正殿の妻等を確認してみてください。

      なお修繕がこのような作業となるため、正殿の柱を確認すれば次回の御遷宮では造替なのか修繕なのかを予想できます。

      例えば、田上大水御前神社であれば正面から確認できます。
      https://www3.jingu125.info/wp-content/uploads/2021/03/20210313-179.jpg

      御還座される前の写真では修繕で屋根だけが新しくなっていることがわかります。
      https://www3.jingu125.info/wp-content/uploads/2021/03/20210311-016.jpg

      なお、造替と修繕では斎行される祭典も異なります。ご参考までに。
      遷座の種類とそれぞれの諸祭儀(せんぐう館にて)
      https://www3.jingu125.info/2019/11/11/post-81796/

      不明点がありましたら、再度お問い合わせください。

  2. ご丁寧にありがとうございます。
    私は摂末社についても、全て造替と思っていました。
    次回の参拝からは、そのあたりも注目して
    撮影も角度を考えて撮ろうと思います。

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